西日本豪雨災害の報道を観て、東日本大震災を思い起こしました。映像は津波被害の痕跡と全く同じです。私も河を遡上する津波を目の前で見て、水の恐ろしさを痛感させられた一人です。
震災後にJRAは数十億円の支援金を拠出しています。そして武豊騎手も個人で何が出来るかと考え、南相馬市に足を運び(ギャラ無し・全て実費)目と肌で実態を感じ取って行きました。その結果、｢今度来る時はポラロイドカメラを持って来ましょう。そうすれば一緒に写った人にサインしてプレゼントできますから｣と言い残していったようです。7年経った今でも土曜日の福島開催時には、写真ではなくても多くのファンの方々に一人一人サインをしていました。『騎手武豊』というより『人間武豊』を強く感じました。さすがですね。
被災地の状況を直接感じ取った武豊騎手は、今回の西日本豪雨災害をどう感じどう支援していくのか武豊騎手の胸中を推し量ることは困難ですが、彼にとって被災者の胸中を推し量ること(忖度)は容易ではないかと思います。既に何らかの形で支援しようと考慮しているのではないでしょうか。
私も被災者の一人ですが、武豊という騎手そして武豊という人間にどれだけ勇気付けられたか量りしれません。
長文失礼致しました。