週刊ベースボールONLINE

  • No.3585
    2024/1/9 6:19 堂島の龍
    助っ人、投手3人野手3人の6人体制へ。

    オリックスが新外国人としてアンダーソン・エスピノーザ投手(25)=パドレス傘下3A=を獲得することが8日、分かった。常時150キロ前後の直球とカーブ、チェンジアップを主体とし、MLBの元トップ・プロスペクトとしても注目された右腕。近日中に正式発表される見通しだ。


     パ王者は補強の手を緩めなかった。絶対的エースだった山本(ドジャース)や山崎福(日本ハム)が抜けた先発陣の強化を目指し、水面下でエスピノーザを調査。メジャー通算では7試合の登板にとどまっているものの、昨季3Aで8勝(9敗)をマークした有望株を評価していた。

     マイナー通算426回2/3で440三振を奪い、奪三振能力の高さも武器。年齢的に25歳と若く、中嶋監督が日本ハムのGM特別補佐としてコーチ留学した16年からの2年間、パドレスに在籍した。指揮官自身が助っ人の潜在能力を知っていることも、日本での大化けにつながりそうだ。

     球団はエスピノーザに加え、左の長距離砲のコディ・トーマス外野手(29)=アスレチックスFA=、先発候補のルイス・カスティーヨ投手(28)=前ロッテ=の獲得にも動き、3選手ともに、この日までに基本合意した。救援右腕のマチャド、在籍2年目を迎えるゴンザレス、セデーニョと今季の外国人は6人体制でスタートする。

     FAでは広島から好打者の西川を迎え入れ、投手陣も吉田(日本ハム)をトレード、鈴木(中日)を現役ドラフトによって獲得。リーグ4連覇と日本一奪回を目指し、着実に戦力を充実させている。
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カテゴリー 野球
最終更新日 2024-04-15 16:49:15