週刊ベースボールONLINE

  • No.72
    2020/9/12 13:46 めみ
    ◎11 投手 奥川恭伸
    【プロ入り前】
    かほく市立宇ノ気小学校2年生の時に、宇ノ気ブルーサンダーで野球を始めた。チームメイトの山瀬慎之助と高校までバッテリーを組む。宇ノ気中学校では中学の軟式野球部に所属し、中3夏(2016年)の全国中学校野球体育大会では投手として全国制覇に貢献した。その後星稜高等学校に進み、1年の春からベンチ入りを果たす。その後、2年春の選抜から4期連続で甲子園の出場を果たした。第101回全国高等学校野球選手権大会の準優勝投手。
    2019年9月5日に行われた18歳以下の野球ワールドカップの2次リーグ初戦のカナダ戦に登板して、7回を投げて18奪三振1失点を記録した。特に、2回までのアウトはすべて三振で、スライダーで三振を奪ったのは14個だった。大会終了時には世界チーム(All-World Team)に選出されている。
    2019年9月29日に行われた茨城国体の高校野球硬式競技・1回戦の智弁和歌山戦に先発し、球速150km/hを記録し、5つの三振を奪ったものの、6安打2失点を喫し、4回途中で降板した。この試合は、開門前におよそ3500人が集まり、この影響で予定を2時間早めて、5時45分に開場、結局、この試合は1万400人が観戦に訪れ、3回が終わったあたりから入場規制が行われるほどの盛況ぶりだった。試合終了後、自身が2019年9月27日に正式にプロ志望届を提出したことを明らかにした。その後、2019年9月30日付をもって日本高等学校野球連盟のホームページの中の「プロ志望届提出者一覧」に掲載された。
    2019年10月17日に開催されたドラフト会議において、読売ジャイアンツ、阪神タイガース、東京ヤクルトスワローズの3球団から1位指名を受け、抽選の結果ヤクルトが交渉権を獲得した。年俸1600万円で、背番号は11。ヤクルトが1回目で抽選で交渉権を獲得したのは佐藤由規以来である。また令和時代に入ってから最初に指名された選手でもある。
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カテゴリー 野球
最終更新日 2020-09-13 12:41:29